14. 中毒と依存症

国家と中毒 – 中毒と依存症

 たばこは依存症を引き起こす。

  よく知られているようにたばこに含まれているニコチンには依存症がある。ニコチンによる刺激には、目が覚めたり、集中力が増したりする覚醒作用と、気持ちを落ち着かせる抑制作用がある。

 ニコチンが切れるとニコチンの刺激を求めてあらゆる努力を払うようになる。そもそもニコチンが切れた禁断症状になることへの恐れから、常にたばこを手元に置くようになる。私は、たばこを切らしたことがない。

 このような状態は、中毒というよりも依存症である。

タールには依存症はないようだが、明確な発がん性物質である。

中毒:
もういちど味わいたいという精神や行動。

依存症:
物質の使用に本人の意思によるコントロールが効かない状態。物質を使い続けていくうちに、使用量が増えたり禁断症状がおき、これにより日常生活に支障をきたす症状。

<旧ホームページより転載 2003年7月綴>

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